奈良県十津川の国道168号、災害復旧工事現場にて3日間、AI(人工知能)を搭載したシステムを活用し、
片側交互通行の実証実験を行いました。
※KB-eye導入
KB-eyeとは:人や自動車、自転車などをカメラに検知させAIが解析し信号を出す、新しいかたちの警備システムです。
実証実験は交通規制区間の両端にカメラとLED(発行ダイオード)掲示板を設置し、
行き交う車両や人をカメラがとらえ、AIが映像を解析して掲示板の信号を自動的に切り替えます。
交通誘導へのAI導入で、警備員の事故ゼロ実現が最大のメリットとなります。
交通事故だけでなく配置人数の削減ができ、熱中症の危険や冬の厳しい寒さなど過酷な職場環境の改善にも繋がってきます。
この日は県五条土木事務所の担当者や村の関係者らが現場を視察し、通行車両が掲示板の信号通りに走行するかなどを確認しました。